世界初。プラスチック樹脂を採用。

プラスチック樹脂の住宅用冷暖房パネルは世界初。金属パネルのような腐食がなく、湿気に強い。そのため高品質を長く持続します。さらに超軽量で高熱耐久性、放熱性に優れ、リサイクル可能な素材のため地球環境にも優しい素材です。

抜群の放射率

クール暖のパネルラジエーターは、プラスチック製。放射率は金属と比べ、何倍もの放射率を有しています。その数値はセラミックを上回るほど。また身体に良いといわれている波長8〜14µmの遠赤外線を高放射することが分っています。

各材質の放射率
属性 材質 放射率
金属 鉄(光沢あり) 0.14~0.38
金属 銅(光沢あり) 0.05
金属 純アルミニウム 0.04~0.06
金属 ステンレススチール(光沢あり) 0.07
非金属 セラミック 0.90~0.94
非金属 プラスチック 0.85~0.95
オムロン社ホームページ内 / 放射率一覧より抜粋
クール暖パネル使用材質の放射率
非金属 「クール暖」プラスチック樹脂(PPR) 0.95

溶接技術の確立

単純にパイプを接合することは容易に思えるものですが冷水・温水がサイクルごとに循環するパイプ内の伸縮や作業空間への設置に伴う強度の確保を考慮するとなると高強度の接合が求められ、製造過程の最大の難関でした。現在でも一定に温度管理された空間の中で、パイプ製造、接合は行われており、ひとつひとつ手作業で丁寧に製造されています。その結果、引張試験でも接合部が引きちぎれる前にパイプ本体が伸びてしまうほどの強度を誇り、冷温水の繰り返し試験でも、50年に相当する耐久試験をクリア。その安全性から病院・老健施設でも導入が進んでいます。

引張試験 試験日:平成21年7月 試験場所:北海道立総合研究所

プラスチックならではの恩恵

これまでの金属製パネルラジエーターには数多くの問題点が存在しました。クール暖はプラスチック製パネルラジエーターだからこそ、その問題点を解消することが可能となりました。重くて錆びる金属製とは対照的に、軽くて腐食せず低価格を実現できました。

材質 耐久性 腐食 リサイクル コスト
5〜10年 あり
100年 あり
PPR(クール暖パネル) 50年 なし
HYOSUNG CORPORATION ホームページより抜粋

矛盾の作用

物質が持つ熱の通し易さを表すのが熱伝導率。プラスチックは、高性能窓に用いられるように熱伝導率が低い物質。そのため、パネルラジエーターに用いると表面温度が高温になることを抑えてくれます。相反して金属よりも高放射であるという、一見矛盾とも思える作用をクール暖はもたらします。

「クール暖」パネルと金属製パネルの温度分布

温水試験 試験日:平成17年3月 試験場所:北海道立工業試験場
左側が「クール暖パネル」:温度が均一で表面温度平均は48.8℃。
右側が金属製パネル:温度にムラがあり表面温度平均は71℃と高温です。
どちらも1.5kwの熱量で、クール暖は5%能力が高い。

やけどやケガの心配がありません。

「クール暖」はプラスチック樹脂製で、暖房時に触れてもやけどの心配はなく、お子様やお年寄りがぶつかっても衝撃を吸収し、ケガの恐れはありません。ご家族はもちろん、ペットにも快適な環境を提供できる冷暖房です。

家中どこでも同じ心地よさです。

パネル面からのふく射波(遠赤外線)の放射が均一なため、室内のどこにいても温度ムラがなく、心地よい温度環境を保ちます。部屋間の急激な温度変化によるヒートショックの心配はありません。

クール暖は、無風・無音・無臭。

エアコンとは違い、直接、温風や冷風を出さないため、ハウスダストやダニ、カビを巻き上げたりすることはありません。さらに音もなく、臭いも出さない。冷暖房器のイメージを根本から変えました。

お客様の住宅に合わせた「最適」を。

お客様の住宅1棟1棟に対し、各部屋ごとの熱負荷計算を行い、放熱器の形状を決定。最適なシステムを作り上げます。これにより全てのムダをカットし、理想的なコスト、デザインによる、ONLY ONEの冷暖房環境が出来上がります。設置後のメンテナンス・管理が少ないことも魅力のひとつです。

エネルギー効率が良く冷暖房費を抑えます。

「クール暖」は、空気を媒介しない冷暖房システム。主に部屋の天井・壁・床から反射される、ふく射熱による冷暖房方式のため、エネルギー・ロスが少なく、熱効率が良い省エネ仕様。ランニングコストを抑えた、家計に優しい冷暖房です。

ココが違う!「クール暖」の健康性能

ぜんそくやアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、目やのどに対する違和感など今まで暖房器を通じて感じていた体の違和感、諸症状に対しても、無風・無音・ 無臭の「クール暖」は、優しく、そして安心。そこに設置されていることの存在を感じさせないほどの、自然な温度環境をつくり出しています。


イニシャルコスト(導入費)

クール暖のシステムは、エアコンの導入費と比較すると高価になります。しかし、ふく射式による冷暖房の効果はそれを凌ぐ多くの魅力を持ち、高い付加価値を持ちます。そのふく射式において、これまでの金属製ラジエーターを用いたシステムの場合、製造においての高い溶接技術と多くの手間がかかり非常に高価であり、錆などの面で設置後の維持費用が必要でした。クール暖はプラスチック樹脂を用いて製造しているため、いくつもの製造工程の省略化と原料の省コスト化を図ることで大幅なコストを削減することに成功しています。また、錆びる心配がないため維持費用も抑えることが可能となりました。


ランニングコスト(燃費)

クール暖はプラスチック樹脂を用いて製造されています。冷温水が樹脂管内部を循環する際、熱伝導率が低いおかげで行き戻りの水温の変化を最小限にとどめることができ、金属製ラジエーターとの比較でも大きな差が生まれます。また、エアコンは冷媒を最大限に高温または低温にし、そのラジエーターへ風を当てて温風・冷風を発生させているために、高負荷な運転になりがちな一方、クール暖は冷水・温水ともに高負荷が必要なほどの水温は必要なく、プラスチック樹脂に反応するふく射で熱を運ぶためランニングコストを少なくする運転が可能です。

体感の違いや運転方法によっては、異なる場合がございます。

昨今の住宅事情は、省エネ・創エネなどのエコに関するキーワードを背景に高断熱化が進んでいます。一方で冷暖房をするシステムの選択肢は少ないのが現状です。暖房のみ使える機器がほとんどで、冷暖房両方使える主流の機器はエアコンとなります。エアコンの最大の特徴は無断熱の住宅でも一部屋締め切れば、冷暖房が出来るという点です。それは、冷やされた冷気を継続して送り続けることが出来るからです。また、各部屋の畳数に合せ機器を選び1台1台設置していることが一般的なため、体感温度の違いや負荷の大小により各部屋で利用者が調整しています。しかし、空気をコントロールすることにより塵が舞い、経年使用によるエアコン内部の不衛生な環境から送られる空気を利用者は吸い込んでいるのも現状です。それに対して、クール暖は冷暖房を両方利用でき、外部に設置された1台の機器で建物全体を冷暖房できるため、省エネで建物の美観を損ねません。また、空気をコントロールしているのではなく、熱の移動により冷暖房しているので空気を汚さず、クリーンで最も自然な形の冷暖房と言えるでしょう。省エネ・創エネはしっかりとした基本性能の上で、成り立つものです。建物の高性能化に合せ、冷暖房システムも見直す時期が来ているのかもしれません。

暖かくなるしくみ

クール暖はヒートポンプ技術を用い、夏は冷水、冬は温水を作り出して室内に設置されたパネルへ送水して冷暖房をしています。ヒートポンプという高効率の機器を使いながらも、精製された水をパネルへ循環しているだけのシンプルな構造と言えます。しかし、世界初の樹脂製パネルには驚くべき性能の発見がありました。それは、遠赤外線の放射率。セラミックと同等の高い放射率を持っていたのです。これまでの金属製パネルは、樹脂製パネルの7.2%ほどの放射率で留まっている点でも、いかに優れた能力を持っていることが分かります。つまり、パネルにあたたかい温水が流れているだけではなく、同時に高い遠赤外線を放射し続けているため、物体を暖め、人体を暖めているのです。

涼しくなるしくみ

熱は光と同じように、真空の中や空気中を伝播することができます。このように、光と同じように熱が伝わることを熱ふく射といいます。例えば真夏に、洞窟の中に入るとひんやりとした気持ちよい涼しさを感じます。これは身体の熱が温度の低い洞窟内の壁に放出され、「熱を奪われた」ために涼しさを感じる現象で、同じくふく射の効果です。空気を媒体とせず熱が伝わる現象で、温度が高いところから低いところへ熱の移動が起こるのです。つまり、パネルに冷たい冷水が流れているだけではなく、様々な物体の熱を奪い、同時にパネルや冷やされた物体が身体の熱を「奪う」ため涼しくなるのです。

熱の伝わり方には、対流・伝導・ふく射の3つの方法があります。以前はふく射の果たす大きな役割に気付かれていませんでした。現在では、全ての熱移動を100とした場合、ふく射による移動は75%を占める(対流15%、伝導10%)というのが諸研究機関の統一見解となっています。


「クール暖」とエアコンなどの熱の伝わり方の違い

エアコン暖房の場合
クール暖の場合

家を建てる前に考えるべきこと

体感温度は人によってそれぞれ異なるものです。よく聞くのが、家を建てた後の体感と建てる前に住んでいた住まいとの体感の差です。新しい家に住む前まで暮らしていた環境はどのようなものだったでしょうか?家を建てるということは、平均的な大きさから比較すると借家なら約1.5倍、アパートなら約2倍の大きさの空間に同じ人数の家族が暮らすことになります。また、アパートやマンションの場合、住んでいたポジションによっても環境は異なります。例えば、蜂の巣でイメージするならば真ん中は上下左右隣り合っていて、外と面しているのは前と後ろしかありません。そのような場合、隣り合っているところが断熱材の代わりとなり良好な環境を生み出している場合があります。しかし、端になればなるほどその恩恵を受けることは少なくなります。家を建てる前に考えるべきことは、今暮らしている環境との対比です。もともと暮らしていた環境がものすごく暑くて寒い生活だったならば、現代の住宅性能に歓喜・感動するかもしれません。しかし、良好な環境に暮らしていた場合、一軒家は隣り合うものが何も無いため、1.5倍や2倍の規模の空間をもとの暮らしと同等、若しくはそれ以上の環境にしなければなりません。それを、断熱材に頼るか、冷暖房システムに頼るか、そもそもの大きさを見直すかという結論になります。省エネ住宅主流の現代。見直す必要性があるものはそれぞれ違うかもしれません。しかし、全てをバランスよく少しずつ見直すことが、最適な住宅を築くことが出来る秘策かもしれません。


Q…クール暖はリモコンで制御できますか?

はい、リモコンは標準でご用意しております。オン・オフだけではなく細かなタイマー制御が可能で、エアコンの場合は室温で制御しますが、クール暖は水温で制御します。

Q…パネルの耐久性を教えてください。

クール暖のパネルは樹脂製(PPR)であり、冷温水における耐久試験では約50サイクルの運転が可能でした。また錆びる要因が少ないため長期間ご利用いただけます。

外傷を受けた場合、この限りではありません。
パネル本体の保証期間は1年間です。

Q…パネルのメンテナンス方法を教えてください。

一年を通じて適度に目視による確認を必ず行ってください。冬季は乾燥しやすい時期なので、埃が付着している場合は除去してください。夏季は結露水が付着しますので、汚れが気になる場合は軽く拭き取り下部ドレンパンの目詰まり確認と適度な拭き取りを行ってください。素手で触ると衛生面でパネルに悪影響を与えますので控えてください。

Q…熱源機の耐久性・メンテナンス方法を教えてください。

ヒートポンプ熱源機の一般的な寿命はエアコンと同程度です。寿命の場合は、熱源機箇所の交換となります。部品交換にて対応可能の場合もあります。メンテナンスにおいては、不要な落ち葉やゴミなどが付近に溜まってないかの確認を適宜行なってください。

熱源機、その他システムの保証期間は1年間です。


オーダーサイズ

希望サイズに応じて受注生産も承っております。

納期に相当のお時間をいただく場合があります。
放熱量によっては制作不可の場合がございます。
形状・仕様等は予告なく変更する場合がございます。

保有水量 ℓ
W:290 W:350 W:410 W:510 W:610 W:690
H:1500
(型式名称)
4.1
(PC035-150)
4.8
(PC041-150)
6.0
(PC051-150)
7.1
(PC061-150)
8.1
(PC069-150)
H:1800
(型式名称)
4.8
(PC035-180)
5.7
(PC041-180)
7.1
(PC051-180)
8.5
(PC061-180)
9.6
(PC069-180)
H:2050
(型式名称)
4.6
(PC029-205)
5.5
(PC035-205)
6.4
(PC041-205)
8.0
(PC051-205)
9.6
(PC061-205)
10.9 (PC069-205)
枝管本数 28本 34本 40本 50本 60本 68本

ヒートポンプ熱源機

熱源機は長府製作所製のAEYCシリーズをご用意しております。冷温水どちらも精製可能で、給湯器メーカーならではの高耐久性と高品質を実現しています。細やかな運転制御が可能なリモコンも付随。大容量でありながらコンパクトな形状を実現しているので、シンプルな構成で仕上がります。

住宅以外の設置例

医療施設・老人保建などの施設・クリーンルーム・図書館・美術館・公共施設でのパブリックスペース・保育所等乳幼児施設・ペット施設・農業生産施設・畜産施設・静かな環境を求められる施設・強制空気対流を嫌う施設・安全が求められる施設・臭いの出る施設・エネルギー消費の高い施設など