In Germany 2
先週日本に帰ってきました。
前回に引き続きGermanyの情報をお送りします。
今回は世界最大規模の住宅設備等の展示会であるISHについてです。
世界中から様々な企業が参加しており、ヒートポンプや空調、換気、水廻りなど全部で12エリアのビルに分けて展示がされていました。相当広くて回りきれませんでした。
日本のメーカーで言うと空調及びヒートポンプ等でDAIKINさん、Panasonicさん、MITSUBISHIさん等や水廻りですとビル丸々と言っていいほどスペースを確保していたTOTOさん等が参加しておりました。
そんな中で今回参加させて頂いたスティーベルのブースは一際賑わっており特にヒートポンプに関してはかなりの方々が見ておりました。
ドイツの住宅事情は最低限がpassive house基準の住宅でないと作れない環境下になっており、その上でガスや石油等の一次消費エネルギーを抑える為、高効率の住宅設備の設置に力を入れてる状況だと感じました。 太陽光や太陽熱、日本では難しい地熱の利用、床暖房や冷房及び給湯を一台でこなせるヒートポンプ等様々な設備が展示されておりました。
日本の住宅はやっと断熱等級7(0.26)が設定されたばかりですが、ドイツは一次消費を抑える為に更に厳しいpassive基準の住宅をベースにエネルギーを抑える事を考えた家作りが中心となっており改めて日本との差を痛感しました。
まだまだ住宅に関して遅れているなと感じる部分もありましたが、これからの日本の住宅がもっと良い方向に向かって行けるように自分なりに出来る事を少しずつやって行きたいと思います。
長くなりましたが、次回は住宅展示場の視察の件を報告して致します。 たくさんStoの外壁が使われていたのでまた報告を楽しみにして下さい!
日本中にStoの外断熱を!普及して行ける様に尽力して参ります。