
TAKE THE LEAD日本の住宅をリードする
1965年、Sto(シュトー)社は世界で初めての湿式外断熱工法を誕生させました。
今日、世界最高基準であるPASSIVE HOUSE(パッシブハウス)を達成する上でSto湿式外断熱工法は最も賢い選択の一つであると言えます。
日本は先進国でありながら住宅の性能に関しては隣国の中国や韓国にも遅れをとっている状況です。
しかし、日本の建築基準の見直しは未だに行われておらず、建設会社の判断によって家づくりが行われており、世界との差は大きくなるばかりです。
そんな中、ドイツで考えられた「透湿理論」に基づいた、この湿式外断熱工法はSto Japanの協力により実用新案をはじめ、型式認定・防火認定・特許まで取得し、長期優良住宅にも対応しています。
この工法は、これからの日本の木造住宅を大きくリードしていくと共に、次の世代まで引き継げる家づくりが可能な工法となります。
わたしたちの考える家づくりで、これからの住宅をリードしていきませんか?
現状の暮らしの問題を知る

健康で長生きしたいなら家は断熱性能で選ぶべき
やせ我慢する家がいいですか?寒い家、それは凶器です
「日本の家は寒すぎる」日本に来る外国人はよく言います。
実は日本の家は世界と比べて、断熱性能が30年遅れているといわれています。日本よりずっと寒い欧米では、寒さに負けない対策がとられてきましたが、日本はどうでしょう。
「寒ければ着込もう!」「冬は寒くてあたりまえ」など、我慢をヨシとしていました。
しかしほとんどの方が冬の寒さが招く、命に関わる危険性を把握していません。それは家の中の温度差による健康被害、いわゆる「ヒートショック」と呼ばれるものです。

実は車より危ない「住宅の中」― 命を守る住まいの見直しを
皆さんは、交通事故よりも家庭内での事故の方が命に関わるケースが多いことをご存じでしょうか?
交通事故による年間の死亡者数は、自動ブレーキなどの技術進歩により年々減少傾向にあり、2024年には2,663人と報告されています。一方で、家庭内での事故による死亡者数は約16,000人と、その約6倍にものぼるのです。
中でも注目すべきは、以下のような家庭内での健康リスクです:
- 不慮の溺死(主に浴室):約9,000人
- 急性心筋梗塞:37,000人以上
- 脳梗塞:およそ59,000人
これらの死因は、いずれも冬季に集中する傾向があり、住宅の断熱不足によるヒートショックの影響が強く疑われています。
ヒートショックとは?
暖かい部屋から寒い浴室や脱衣所への移動などによって血圧が急変動し、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす現象です。特に高齢者にとって命に関わる大きなリスクとなります。
ヒートショックだけじゃない、夏場の「熱中症」も住宅が関係
また、冬だけでなく、夏の猛暑による熱中症リスクも深刻です。地球温暖化が進む中、日本の住宅はエアコンに大きく依存しており、長時間の冷房環境によって免疫力が低下し、体調を崩すケースも増えています。
これからの住宅に求められる「断熱」性能
こうした健康リスクを軽減するためには、住宅の高断熱化が不可欠です。
新築住宅には当然のこと、既存住宅にも断熱改修が求められています。
断熱は、快適性や省エネだけではなく、「命を守るインフラ」としての役割を担う時代に入ってきました。
まとめ:住宅は、健康と命を支える「器」
「家は雨風をしのげればいい」そんな時代はもう終わりました。
これからの家づくりには、安全・快適・そして健康を守る視点が欠かせません。
今こそ、住宅の断熱性を見直し、未来の健康を考える第一歩を踏み出しませんか?
自宅での疾患別死亡率の月変化

11月から3月までの寒さが厳しい時期になると、明らかに心疾患(狭心症・心筋梗塞・心不全など)の死亡率が上がることが分かります。
家庭内事故死者の年齢分布と死因の内訳

日本では冬の室内温度は16℃以上が推奨温度(厚生労働省)といわれているけど…
イギリス保健省 冬季の室温指針

朝起きたときの寝室の温度


そもそも断熱とは?
断熱とは「熱の移動」を「断つ」こと。
住宅において「熱」は、冬には暖房の効いた室内から寒い外へ逃げます。そして夏には、暑い外から冷房の効いた室内に侵入してきます。
もし家が外断熱されていなかった場合、暖房で室内を温めながら外に逃がしてしまうため、暖房がなかなか効きません。
そのため、暖房を止めるとすぐに室温は外の気温と同じぐらいまで下がってしまいます。夏は反対になかなか冷房が効きづらく、やはり止めるとすぐに室温は外の気温と同じまで上がってしまいます。
Stoの湿式外断熱を行うことにより、室外と室内の熱の移動を抑えることで、ふく射の効いた快適な空間を作り出します。

熱の移動を断つことにより、冬は熱が逃げずに留まって暖かい家になり、夏は外の熱を室内に入れず涼しい家になります。
外気の環境から熱を断つということは、家の快適性に大きく影響するのです。
断熱のいい家には「お金がかからない」
家を考えるとき、どうしても目の前にある購入費用、建築費用に囚われてしまいがちではないでしょうか。こっちの建売は○○万円、あっちの注文住宅は〇〇万円…。
もちろんコストは大事なことですし、坪単価の違いは多くの人が気になるところ。でも家を購入する際に見落としがちなのが「住んでからの費用」です。
いい家とは毎日の生活と家のメンテナンスにお金のかからない家。安く家を建てたとしても、あとにお金がかかるのでは安物買いの銭失い。
お金のかからない家とは断熱性能に優れていて、光熱費が安く、メンテナンスにお金がかからない。そして家族の健康も守ってくれます。
無駄なお金を使わなければ長い目でみると経済的なのです。
長い目で見たときのトータルコスト

断熱と湿度
湿度は健康にとても重要な要素です。室内での適正な湿度は40%以上と言われ、乾燥が進んで湿度20~35%程度になると、ウイルスが空気中でしばらく生き続けます。
逆に湿度が高すぎると、結露が発生し、カビやダニが繁殖して、その胞子や死がい、糞が室内に放出されます。
カビやダニは、アトピー性皮膚炎や喘息などのアレルギー症状を引き起こす原因にもなるため、適正な湿度を保つことが、家の中のきれいな空気を確保し、健康を守ることにつながります。高断熱住宅では、家の中の温度変化が少ないので、室内の湿度をある程度のレベルに保ちやすくなります。
各種疾患の改善率と転居した住宅の断熱性能との関係

熱を逃さなければ、光熱費は下げられる
いい家のポイントは光熱費が低いということ。みなさんクルマを買う時であれば、購入するときの費用だけではなく、燃費のことも考えますよね。
家にもこの燃費という考えがあります。光熱費がかからない低燃費の家を選ぶことで光熱費はグンと下がります。
日本の気候は、夏は蒸し暑く、冬は乾燥して冷え込みます。
この空気が家の中に入ってきたり、外の熱が窓や壁や屋根を通じて家の中まで届くと、室内は暑くなったり、寒くなったりと、とても不快です。
温度や湿度による不快感をなくすために、多くの家庭では複数のエアコンや暖房を使います。しかし熱が逃げてしまう家では光熱費はどんどん上がってしまいます。逆に低燃費な家は熱を逃さないため、少ないエネルギーで運転することができ、光熱費を大幅に節約できるのです。
